東京パフォーマンスドール


 東京パフォーマンスドールは1990年結成、その年の5月ごろから所属メンバーがぱらぱらとソロでデビューし始め(このあたりの仕組みはよく分かんないです)、TPDとして正式にデビューしたのは11月。
 初期のメンバーは木原さとみ・米光美保・篠原涼子・川村知砂・篠原リエ・井口美津子・柳瀬美穂、の7人。その後モーニング娘。なんてメじゃないほどの(笑)メンバーの加入・脱退・卒業・メンバー内ユニットを経て、1996年(ごろ)解散。参加していたメンバー実に34人!メンバー内ユニットが計7つ!凄まじい大所帯だったようです。
 ちなみに、木原さとみ・米光美保・篠原涼子・川村知砂・市井由理・穴井夕子・八木田麻衣、この7人が所属していた時期がいちばん長いらしく、これを「第一期東京パフォーマンスドール」というそうです。
 各メンバー、今はそれぞれソロ活動をするなり引退するなりして独自の道を歩んでいますが、小室ファミリー時代の幕開けを飾った篠原涼子の他にも、有名どころだと、バラエティで凄まじい天然キャラを見せつける穴井夕子、「ダヨネ」で一世を風靡し、現在原宿のカリスマデザイナー(?)の奥さんだという市井由理、そして、第二期東京パフォーマンスドール時代に半年ほど所属していた仲間由紀恵(!)など。
 ・・・・って、なんでここまで詳しくなってんのか、って(笑)!?ホントですよね。なぜかっていうと、それは単に私がTPDに少々ハマりかけだから(笑)。
 とりあえず、第一期メンバーの顔と名前が全員一致するところまでは来ましたよ(笑)!私的には、男役っぽい川村知砂くんとぽっちゃりかわいい八木田麻衣ちゃん、そしてやっぱり歌唱力ナンバーワンの篠原涼子サンが好みです。うん、しかしみんなかわいい(笑)。ライブビデオも見てみたいなぁ。
 ちなみに、このTPD略歴(笑)製作の資料は、Yagimai Wonderland!!さんを参考にさせていただきました。すごく詳しいTPDのファンページです。




5thアルバム

CATCH YOUR BEAT!! 〜Cha−DANCE Party Vol.5〜
92/12/02発売

5.十代に罪はない 1992/11/21
シングル / アルバムニューミックス(GUILTY BEAT MIX)
作詞:前田たかひろ 作曲:小室哲哉 アレンジ・COZY

 このアルバムには、小室プロデュース曲はこの一曲のみ。
 なんだか、他のアルバム二枚に比べると、歌い方がものすごく幼い。タイトルどおり、若さを前面に押し出しすぎている感じがしちゃいます。フツーのアイドルグループっぽくて、TPDらしくないかも(いつからTPDを「らしい」「らしくない」で語るレベルにまで詳しくなったんだ、私・笑)。
 曲も詩もまさにアイドルらしいかわいらしいものですが、その分、小室が提供した他の曲に比べると、少々物足りない気もします。



6thアルバム

MAKE IT TRUE 〜Cha−DANCE Party Vol.6〜
93/06/23発売
 アルバム全体のサウンドプロデュースが小室、ということもあって、小室以外の曲もダンステクノ調のオケが気持ちいい、ノンストップミックスのアルバム。小室の曲は三曲、こーじが一曲。
 パードルは、当時のアイドルとしては相当に歌のレベルが高い気がします。7人とも声がきれいでハモりが上手なので、きき心地のよいコーラスワークです。ファルセットのコーラスも出てくるあたり、初期のモーニング娘。を彷彿とさせるような(笑)。でも、その中でもいちばん歌が上手、というかいちばん声につやがあるのは、やっぱり篠原涼子かな?あまり上手くないのは市井由理でしょうか(笑)。
 コンサートの写真とかを見ると、アイドルというよりはほんとに「パフォーマンス集団」「エンターティメント集団」という感じを目指していたようで、曲やサウンドの面にもただのアイドル歌謡ではないぞ!というこだわりが見えます。現在avexで活躍しているMSTというミキサー・DJさんもサウンドプロデュースに参加しているし、のちにはCMJKらが参加したリミックスアルバムも出していますし。

1.WOPEE DAYS
作詞:佐藤ありす 作曲:小室哲哉 アレンジ:小室哲哉&COZY

 アルバムのオープニングにふさわしい元気のいい曲。
 「昨日までが たとえいい日でも悪い日でも この街角 誰もが生まれかわれる」
という前向きで可愛らしい歌詞が好きです。

 ・・・・・っていうか!この曲に関して、小室系のファンページで指摘してるとこを見たことないので、あえてひとつ言わせていただきたいんですけど!
 このWOPEE DAYSと、AAAのテーマソング「伝えたいよ、君が好きだよ」って、おンなじ曲じゃございませんこと!?
 ・・・イヤ、私も最近テレビでこの「伝えたいよ〜」をきいて、それではじめて気づいたんですが・・・マジでマジで。メロは違うんですが、サビがまッたく同じなんですよ(笑)。かなりビックリしました。
 歌詞は勿論違うし、何よりBPMがWOOPEE DAYSの半分くらい(それは嘘)しかないゆったりした曲なので、そんなにあからさまに「同じ曲ッ!」とは気づきづらいのですが・・・同じなんですよ。「世界中の誰もが〜」というサビが、そのまま「WOOPEE DAYS 世界中の〜」なんですよ(笑)。
 なんで誰も言ってないんだろう・・・と不思議に思ってたんですが、最近やっと分かりました。両方知ってる人が少ないんです、この二曲(笑)。
 古いTPDのアルバム曲まで押さえるようなコムロファンは、ウツと木根だけを見るために武道館のAAAライブには行かないんですね(笑)。その逆も然り。「伝えたいよ〜」はCD化されていない、1年に一度しか歌われない歌なので、あまり知られていないんでしょう。私も、去年の暮れに放映された衛星放送のAAAではじめてききましたから。

 この「伝えたいよ〜」は、確か小室哲哉本人が作詞したんじゃなかったかな?ちょっとうろ覚えなんですが、ミディアムテンポのやさしい曲になっています。チャリティイベントのテーマに相応しい、あたたかいメッセージソング。YOU ARE THE ONEのように出演者全員が少しずつ歌うのですが、小室が「全部ウツのキィで作っちゃった」と豪語したとかで(笑)、たしかに他の出演者は歌いにくそう。
 ちなみに、この2曲を両方歌っている人物が、実は一人だけいるのです・・・・そう、篠原涼子(笑)。彼女は95年ごろから毎年このAAAに出演しているらしいので、毎年「伝えたいよ〜」を歌っているんですね。・・・・どう思ってんだろう(笑)。
 あまりにアレンジが違うので、機会があったらぜひきき比べてみてください。面白いですよ。どっちも大好きです。

2.キスは少年を浪費する
作詞:売野雅勇 作曲、アレンジ:小室哲哉
1993/05/21シングル テレ朝系番組「摩訶不思議 ダウンタウンの・・・!?」タイアップ / アルバムニューミックス(EXTENDED Cha−DANCE MIX)
 売野雅勇らしい詩というか何というか(笑)。「私は君の罌粟の実だから」って何?「少年達は 不幸に映える きれいな素足をベランダに干す」って、何(笑)!?篠原涼子の「青空に降る少年」はゆったりしたテンポのやさしげな曲だったから、そういう難解な言葉づかいも似合っていたけど、ダンステンポのこの曲ではいささかミスマッチ。イヤ、反対にそこを狙ったのかしら。
 特に、「やさしかった夏が終わるよ 君を残して♪」という切なげな歌詞が、バリバリにジュリテク調のメロディに乗って歌われているのが、かなり面白かったです(笑)。
 ちなみに、シングルミックスとはあんまり変わってないです。


6.SLASH DANCE

作詞:前田たかひろ 作曲、アレンジ:COZY
1993/05/21シングル(「キスは〜」のc/w) / アルバムニューミックス(CYBER LIVE MIX)

 おそろしくテンポの速い曲で、バリバリのジュリテクな音が気持ちいい。前田たかひろの書いたサイバーでSFな雰囲気の詩もいいし、こーじの曲の中ではかなり好きです。
 特に、まだ若いアイドルの女の子に「懐かしむほど生きてない」と歌わせたところ。面白いなぁと思いました。


10.MAKE IT TRUE

作詞・松井五郎 作曲・小室哲哉 アレンジ・COZY

 ラストを飾るにふさわしい、しっとりとしたバラード。篠原涼子のソロパートが目立ってきれいにきこえます(笑)。ほんとに、一人だけすごく大人っぽい声。
 「未来はもう みんなのもの♪」という前向きな歌詞が好きです。ちょっと・・・ホロリときます(チョロいね私)。


 小室やCOZYの曲以外では、5.BE BORN(作詞・松井五郎 作曲・羽田一郎 アレンジ・COZY)という曲が、かなり好みです。可愛らしいアイドル声のコーラスとサイバーなディスコサウンドとの組み合わせが面白い効果。すごく疾走感のあるキャッチーなナンバーです。
 4.SUPER YANCHA GIRLS(作詞・森雪之丞 作曲・T.Tashiro-M.Kawaguchi アレンジ・T.Tashiro-M.Kawaguchi-MST)も好き。「美人西向きゃ どうせヒップ東♪」とかって、歌詞がすごくカワイイのです(笑)。



7thアルバム

SEVEN ON SEVEN 〜Cha−DANCE Party Vol.7〜
93/11/10発売
 Vol.6の半年後に出たアルバム。この時期、TPDさんは半年に一度の早さでアルバムをリリースしたり、メンバー7人のソロアルバムを7枚同時(!!)にリリースしたり、かなりの売れっ子さんだったようです。今のモーニング娘。さんたちみたいな存在だったんでしょうか?イヤ、娘。さんほどお茶の間的存在ではないか。
 ・・・それにしても、7枚ですよ!7枚(驚)!!ビックリだ。


2.ダイヤモンドは傷つかない

作詞・売野雅勇 作曲、アレンジ・小室哲哉
1993/11/10シングル(SPECIAL SINGLE MIX) / アルバムニューミックス

 この曲もさわやかなコーラスワークが心地いい。カラオケで歌ってみたいけど、一人で歌っても面白くないんだろうなぁ(笑)。
 曲調はとにかく明るくてポジティブ。私はハッキリ言って、はじめてきいたとき涙ぐんでしまいました(照)。あんまりにもまッすぐに一生懸命なボーカルに、ぐッとこみ上げるものがあったらしいのです。
 「ささいな事で笑えた 夢見る頃がもし過ぎても
 誰かの靴にもし踏まれても ダイヤモンドは傷つかない♪」
 「誰かの靴にもし踏まれても キミの勇気は傷つかない♪」
 っていう歌詞に、すごく、キた。あぁ、若いっていいなぁ、とか思いながら(謎)。売野サン、いい詩書くなぁ・・・(涙)。
 このアルバムは実はSanctuary目当てで買ってきたんですけど、こんないい曲が入ってるとは思わなかった。お得お得。


9.Sanctuary 〜淋しいだけじゃない〜

作詞・売野雅勇 作曲、アレンジ・小室哲哉

 この曲は、篠原涼子のソロアルバムLady Generationの一曲目に、「R version」として涼子サンのソロボーカルで収録されてます。で、私はそっちを先にきいていて、しかもものすンごく好きな曲だったので、「これを大人数で歌うとどうなるんだ」と常々思っていて、ずっとTPDバージョンがききたかったのです。
 で、やっとTPDバージョンがきけたのですが・・・大人数でのコーラスモノではなく、涼子サンと穴井夕子サンのデュエットでした。ちょっと意外。
 オケにはあんまり違いはないですが、穴井サンの声がとても甘い、やわらかい女の子らしい歌声なので、涼子サンのお姉っぽさが際立ってます(笑)。好対照。
 詞が「Only lonely teenage〜♪」というようにティーンの女の子のイメージなので、実は、お姉さまな涼子サンの声よりも、かわいらしい穴井サンの声の方が似合ってたりもして。
 でも、TPD全員でのコーラスワークもきいてみたかったなぁ。女子高の合唱団みたいになって素敵だと思うんですけど・・・(笑)。

 全然どうでもいい話ですが。私は、この曲の歌詞の「夢見るように愛することを 誰かに誓いたい Tonight」という部分を、「誰かに誓いたいくない?」とヒアリングしていて、「誓いたいくない」ってなんやねん!と、日本語の乱れに半分憤慨しつつ、半分は「いかにもいまどきの女の子っぽくてかわいいなぁ〜」とか勝手に思ってました(笑)。実際には全然違ったんですが・・・。

 小室以外だと、6.東京エキゾチカ(作詞・森雪之丞 作曲・テスタロッサ アレンジ・in Voice)という曲が好きです。まずこのタイトルが気に入ってます(笑)。確信犯的にチープな歌謡曲テイストがかなり好み。音も面白いです。


 TPDさんたちはとにかく声がキレイでコーラスがききごたえあるし、曲やオケも結構凝ってるものが多いので、小室先生以外の曲もスンナリきけちゃいます。特に、小室先生がサウンドプロデュースしたVol.6は耳ざわりがよくてオススメだと思います。

しかし・・・私はTPDをリアルタイムでは全く見たことがない世代なのですが、ずいぶんいろんな人がメンバーだったんですねぇ(驚)!穴井夕子にも市井”ダヨネ”由理にも驚きましたが、やっぱり仲間由紀恵にいちばんビックリしましたよ(笑)。