安室奈美恵

LOVE ENHANCEDSINGLE COLLECTION
2002/03/13発売 avex trax


 アムのシングルベスト第二段。前回の「18 19 20」と違って、今回は全曲をニューミックスもしくはリアレンジして収録。ボーカルを新録したりした曲も多く、特に私のようなミックス違いをきき比べるタイプのファンには、かなりのお買い得なアルバムかと。
 ジャケットもブックレットも青紫を基調とした大人っぽいデザインで統一され、女性にも愛される「カッコイイ女性」な安室奈美恵が堪能できます。


クレジットについて・・・・シングルバージョン / アルバムバージョン / 今回のアルバム収録バージョン

1.Say the word
作詞:安室奈美恵 作曲:Ronald Malmberg & Thomas Johansson リアレンジ、ミックス:イソムラエイジ
2001/08/08シングル発売 「KOSEヴィセ」CMソング? / オリジナルアルバム未収録 / ニューアレンジ

 あんまりシングルをききこんでないので、違いはよく分かんないのですが(汗)・・・より踊りやすい音になったかな?こっちの方がノリがよくて好きです。コアなファンによると、去年の紅白で歌ったのがこのバージョンだったそうです・・・そこまでは分からなかった(笑)。ファンてのは、シッカリときいてるもんです(感心)。
 ただ、ラストの「この場所から、未来へと・・・」という歌詞が削られて、少々平凡な終わり方になっていたのがちょっと残念でした。今回のニューミックスでは、SOMETHING〜もRESPECT〜もアウトロがイマイチ物足りない気がします。ただのフェイドアウトじゃつまんないのですよ。


2.RESPECT the POWER OF LOVE
作詞、作曲、アレンジ:小室哲哉 ミックス:Eddie Delena
1999/03/17シングル発売 「アサヒ ナイスワン」CM(本人出演)ソング / アルバムGENIUS 2000収録(ニューミックス) / ニューミックス

 イントロもアウトロも、かなり平凡なアレンジになってしまっていて残念。この曲は、やはりアルバムバージョンがいちばん好きかなー。なんてったって、コムのコーラスを抜いてしまったのがすごく残念で(笑)。この歌のコムロコーラス、かなり好きだったんですよ。
 ただ、きき返して改めてカッチョイイ!と思ったのが、サビのギター。「誰かに〜」の歌詞のあたりで入ってくる強いギターが、実はかなりのオキニポイントなのです☆あれは力強くてかっこいい。

 この曲は、アムにとってすごくすごくいろんな思い出のある曲だと思うんですよね。なんせ、発売日にお母さまを亡くしたんだから。発売直後の歌番組にすごく強張った表情で出演していて、見ていて痛々しかった。
 でも、それこそ「痛みや辛さも癒すことできはじめてた」のは、サムにィや温人くんがいたからなんでしょうね。お母さまの不幸から丁度三回忌の時期にこの歌を歌いなおすことができたのは、アムにとってすごく大きな気持ちの整理になったんじゃないでしょうか。

 上記のフレーズもいいけど、全体的にポジティブな歌詞で、すごく好きです。サビの「Respect!」というフレーズもインパクトがある。コム、ナイス作詞。コリオグラフも面白かった。
 で、特に好きなのが、「誰かに伝えたい 伝えなきゃ守れない」「マイフェイバリット 好きなだけじゃない」という歌詞。なんて力強いんだろう、と思います。ただいるだけじゃだめ。ただ思っているだけではだめ。自分で動かなきゃ伝わらないし守れない。・・・常に自分で選んで、自分で伝えて、自分で守ってきた安室奈美恵という女性からの、すごく前向きで力強いメッセージだと思っています。もー、大好きアムロちゃん☆
 そのメッセージは、このシングルのジャケットやPVからも伝わってきます。砂漠の中に一人、ミニのスカートで立つアム。果てのない砂漠を、顔を上げて、明るく歌いながら歩いてゆくアム。気負いのない勇ましさ、と言ったらいいのか・・・歌詞はわりと王道なポジティブメッセージソングなのに、わざとらしくない、押し付けがましくない、サラリとした自然体の明るさを感じます。


3.NEVER END
作詞、作曲、アレンジ:小室哲哉 ミックス・Jon Gass
2000/07/12シングル発売 九州・沖縄サミットイメージソング/ アルバムbreak the rules収録(ニューミックス) / ニューボーカル

 アムが雑誌のインタビューで、「一人で全てのコーラスを録って、ラストのアレンジを変えて、よりNEVER ENDらしくなったと思う」と自信たっぷりに語っていたので、かなり期待していたのですが・・・これは、私的にはちょっと期待外れだったかな、という感じがしました。
 ラストのサビのリフレインが、なんだか学生の女声合唱みたいにきこえるのです。私だけかな、そんな連想したの。シングルバージョンの「ラーラララララ・・・」というコーラスは沖縄の子供たちが歌っていて、これは素朴な感じがしてすごく好きだったんですが、アムの声だと中途ハンパに大人っぽくて、なんだかイマイチに思えてしまいました。うまく説明できないんですが・・・とにかく、きいてみて「?」となってしまったのです。
 自分で全てのコーラスを入れる、というのは、globeでききなれていたし(反対に、globeにメンバー以外の人のコーラスを入れてほしくないと思っています。on the way to YOUは元がケイコソロだからオッケー、なんですけど・笑)、プリスマではじめてアムがそれをやったときもきき心地がよくて好きだったんですが、こうやって何枚も何枚も重ねたコーラスになると、私はちょっと苦手みたいです。あんまりにも同じ声が重なり合っているのって、想像すると、なんだかちょっとヘンな感じ。コレをやっていいのは小室センセイだけ!とか思ってしまうんですが(笑)。彼のコーラスなら、たとえ何十枚重なっていようとも大歓迎なんですがね・・・なんて勝手なファンだ(笑)。

 ラストのアカペラっぽい終わり方も、なんだか学生合唱っぽい気がして、あんまり好きじゃないです。この曲は、やっぱりシングルのオリジナルバージョンがいちばん好きかなぁ?


4.LOVE 2000
作詞:小室哲哉 & Sheila E & Lynn Mabry &前田たかひろ 作曲、アレンジ:小室哲哉 & Sheila E & Lynn Mabry
2000/01/01アルバム先行シングル 「KOSEヴィセ」CMソング(本人出演?) / アルバムGENIUS 2000収録(ミックス同じ) / ニューミックス

 もともとかなり好きな曲だったんですが、今回のニューミックスでまた一段と好きになりました☆ドラム(っぽい音)が強く入っていて、よりハードなアレンジ。時代が進んで、この歌の歌詞に込められた思いの重みがよりずっと増して(それは決していいことではない)、それに対応するように音もへヴィーになったんでしょうか。
 でも、そのハードな音の中に妙にクラシカルな音色のキィば混じっているところが、また私好みなのです。
 しかし、それにしてもカッチョイイのがコーラスのアレンジ!英語で歯切れよく歌われる分厚いバックコーラスと、アムの力強い声とが重なり合って、すごく勇ましい。凛とした強い表情をして、真正面を睨み据えるようにして歌うアムの姿が目に浮かびます。あの英語のコーラスの歌詞とかも、できれば全部歌詞カードに書いてほしかったんですけどねー。

 私は2001年のbreak the rulesツアーでこの曲をナマできいてきたんですが、2001年なのにも関わらず、アムが年号をそのまンま「2000」で歌っていたのに、ちょっと疑問を覚えたんですね。「2001に変えりゃぁいいのになー」とか思ってました。
 でも、今回このアルバムに収録されたLOVE 2000を改めてきいてみて、あぁ、やっぱりこの曲は「2000」でいいんかな、とも思いました。
 globeのFACES PLACESは、「I'm still・・・」という言葉に続く歌詞として「今」の年号を歌うことが必要で、だから、ケイコは毎年年号を変えて歌い続けていく。でも、このLOVE 2000の「2000」は、単純に「新しい」という形容詞の意味で捉えちゃえばいいんだな、とか思いました。「LOVE 2000」は、「新しい愛の形」。ちょうどキリのいい年号ですからね(笑)。(それにしても、未だにどうしても「ラブニセン」と読んでしまう。hitomiちゃんじゃないっつーの)


5.PLEASE SMILE AGAIN
作詞、作曲、アレンジ:小室哲哉
2000/10/04シングル発売 「明治Fran」CM(本人出演)ソング / アルバムbreak the rules収録 ニューミックス / ニューミックス

 イントロと間奏でのオルゴールっぽい部分が、ちょっと変わりましたね。音数が増えた・・・というか、なんとなく、より「コムロっぽくなった」というか(笑)。なんだか、いかにもコムが作ったメロディ、という感じがしません?私だけかな、あそこの変わり様に身悶えてるのは(笑)。
 そんなに大きな変化はないと思うのですが、音はどちらかというとシングルミックス寄りでしょうか。アルバムバージョンよりアグレッシブな感じがグーです。ギターがぎゅんぎゅん唸るロック調のオケだからこそ、間奏のオルゴールパートとのギャップが映えるのです☆グー。

 この曲のPVもカッチョイイですね〜。すごくキレのいいダンスで、見ていて惚れ惚れします。します・・・が・・・・がッ、あのトサカヘアだけはいただけない。ほんとーにいただけない(笑)。私、もし自分が男で、自分のカノジョちゃんが「流行ってるから〜」とか言ってあのアタマにしてきたら、なんかもうそれだけで速攻別れたくなるだろうくらい、あのヘアスタイルは苦手でした(笑)。
 ・・・なんだったんでしょうね、2000年年末頃の、あの一時的なトサカヘアブームは。モー娘。の中澤ねェさんとPUFFYの亜美ちゃん、モロにヤンキーキャラで似合いすぎてましたが(笑)。


6.think of me
作詞、作曲、アレンジ:Dallas Austin 訳詩:クドウジュンコ ミックス:Kevin ”KD” Davis
2001/01/24リカットシングル発売 「明治Fran」CMソング / アルバムbreak the rules収録(ミックス同じ) / ニューボーカル

 オリジナルの壮大すぎるアレンジ(特にイントロの入り方とか)が少々苦手だったので、今回の可愛らしいアレンジはかなり嬉しかったです。あンまりに大仰すぎると、どうも苦笑ってしまうんですよ(笑)。しかも、オリジナルバージョンのボーカルは、ちょっとフェイクのしつこさが鼻についていたので、今回の新録ボーカルくらいに抑えてくれた方が、私的にはききやすくてグッドなのです。
 全体的に、オリジナルに比べてR&B色を控えめにした、という感じでしょうか。

 そういえば、こないだチャンネル@のアム特集を見たら、この曲のPVの撮影秘話、みたいのを話してて・・・アムが本番で、この歌を歌いながらホントに泣いたんですって。機会があったらPVをよく見てみてください。歌ってるアムの横顔を、切り替えナシでずーッと映してるんですが、最初は普通に歌っていたアムが、途中から涙流しはじめるんですよ!小道具の仕込みもなしに、ホントに泣いたんだそうです。天晴れアム。グレイツ奈美恵さん。

 ところで、この曲って「ニューボーカル」扱いになってるけど、バッチリリアレンジかかってますよねぇ?「ニューミックス」「ニューボーカル」「ニューアレンジ」のどれか、って言ったら、「ニューアレンジ」扱いじゃないんでしょうか・・・よく分かんない。


7.SOMETHING ’BOUT THE KISS
作詞・Dallas Austin & Lysette Titi & Chang Hai ラップ作詞:Jasper Cameron 作曲、アレンジ:Dallas Austin ミックス:Kevin ”KD” Davis
1999/09/01シングル発売 「KOSEヴィセ」CMソング / アルバムGENIUS 2000収録 ニューミックス / ニューボーカル

 この曲も大好き。ダラス・オースティンという人は、TLCだのデスティニーズチャイルドだのにも曲を提供しているという、かなりの大物さんらしいです。私は洋楽に疎いのでサッパリですが。・・・そんな洋楽R&Bの大御所が書いた曲なわりには、なんだか妙に演歌ティストな気がするんですが(笑)。湿っぽさが大好きなのです。
 サテ、これもボーカルを新録していて、前よりもウィスパー系のボーカルで、淡々とした歌い方になったかしら。前はもっとコシの強いボーカルで、もっとフェィクがかかっていたように思います。私としては、アルバムテイクの湿っぽい、恨みがましい(笑)ボーカルの方が好きかな。この曲は、もう思いッきりド演歌ティストでやってほしいので(笑)。
 ミックス面では、すごく残念なことに、Aメロのボーカルエフェクトがなくなってしまっているのです(涙)。コレがすっごく好きだったんですよ私!プロモでも、この「通り過ぎていくだけ」とか「たどり着いたけど」の部分だけ絵が切り替わったりして、すごく凝ったつくりになっていたのを覚えてます。「いつも一生懸命やってるはずなのに、なぜかふッと時々むなしくなるの」・・・という感じでしょうか。とにかく私は、このエフェクトが混じる部分にとそんなイメージを感じていて、あぁすごくいいアレンジだなーと感心していたのです。だから、今回はそれがなくなっていてかなりガッカリでした。

 間奏での英語ラップがオリジナルバージョンよりハッキリきこえるようになっていたところは、気に入りました。ていうかアレの歌詞もほしいんですが(笑)。
 後半のサビのリフレイン、ラスト3回を英語歌詞で歌ってくれてるのはうれしいんですが、どうも扱いが中途半端なような気が。歌い方が淡々としすぎというか・・・アルバムバージョンのように、もっとアムのフェイクボーカルとかを派手に重ねてほしかった。アウトロも、ちょっとあっけないフェィドアウトで残念です。
 ていうか!最後になっていきなりハンパに英語歌詞を出すくらいなら、もういっそ全部英語で歌っちゃってほしかった!GENIUS 2000収録のダラスの曲には元々全て英語歌詞がついているらしいので、今回一曲くらい完璧に英語のみの歌詞で歌ってくれたらよかったのに、と思いました。那々さんは歌詞違いバージョンにヨワイのだ。


8.lovin’ it(安室奈美恵 & VERBAL)
作詞:小室哲哉 & VERBAL 作曲、アレンジ:小室哲哉 ミックス:Chris Puram
2001/12/27シングル発売 / アルバムvarious artists featuring song+nation収録 ニューミックス(?) / シングルと同ミックスで収録


 この曲のみ、シングルのオリジナルミックスをそのまま収録。・・・と言っても、シングルを買ってないし、アルバムバージョンとの違いもよく分からないのですが(汗)。
 song+nationの感想にも書いたのですが、もうとにかくこの曲は、ファーストインプレッションが最悪だったのです(キッパリ)。年末のエムステスペシャルできいて、唖然としちゃって。「なんてつまらねェ」とか思ってしまって(すまんコム)。
 那々さんは、元々ヒップホップはキライな方です。m-floさんは、come againはかなり気に入ってますが、それ以外は私の守備範囲からはかなり外れ気味だったので、VERBAL氏と組むときいてイヤーな予感はしてたんですが(笑)。もう、なんかもう、とにかく「????」という感じの曲に思えたんですよ。てっちゃんコレシングルだよ!?みたいな(笑)。もう、ちょー失礼なヤツ(笑)。
 ところが・・・song+nationのアルバム買ってきて、イヤイヤながらきいてるうちに、なんだかいつの間にか、好きになってたんですよ。すごく不思議。きいていてすごく気持ちよくて、サラリと何度でもきけちゃう。なんで気に入ってんだ!?と自分でも思ったんですが(笑)。
 那々さんが何故ヒップホップのラップをキライかというと、_,靴弔屬靴燭茲Δ弊爾きき苦しい、歌詞の言葉づかいがぞんざいで不愉快、ファッションがだらしない、という3つくらいの理由があるのですが(ヒップホップの好きな方、そしてヒップホッパー(←!?)の人、ゴメンナサイ。那々は浅学にしてヒップホップの魅力の何たるかを知らないのです!)・・・この曲のVERBAL氏は、この全ての条件を満たしているにも関わらず、何故好きになったんだろう(笑)。自分でもかなり疑問です。「止むに止まねぇぜ」とか、つい口ずさんでるし(笑)。
 やっぱり、リズムが気持ちいいからでしょうかね。慣れると平気になりました。特にについては、別にビジュアルで見なきゃいいんだし(笑)。特に、「I'm lovin'it, lovng'it, love, lovin'it」というリフレインが小気味良くて好きなのです。ついつい、身体を揺らしたくなる。
 ・・・なんてVERBAL氏のことばかり書いてしまいましたが。アムの張りのある声がききごたえあります。この歌を歌いこなすのって、すごく大変そうな気がします。

 でもアムの声や歌い方がこういうブラックミュージックに向いてるんだろうな、ってことは分かるんですが・・・それでも、あんまりこっちにばかり来すぎないでほしいな、というのが本音です(笑)。あンまりにブラックすぎると、私みたいな見かけで判断しちゃうヒップホップ嫌いは、つい引いちゃうんですよ(笑)。


9.I HAVE NEVER SEEN
作詞、作曲:小室哲哉 リアレンジ:ウエノケイイチ ミックス:Manny Maloquin
1998/12/23シングル発売 「KOSEヴィセ」CMソング / アルバムbreak the rules収録(ニューミックス?) / ニューアレンジ


 変わり様にビックリしました。アムが雑誌のインタビューで「大人っぽくしましたよ〜」と語っていたのは読んでいましたが、真逆あそこまでしっとりR&Bになってしまったとは驚きです。もっとも、あのテの気だるげすぎる歌い方って、イマイチ私の好みじゃなかったりするんですが・・・(笑)。でも、見事なリアレンジだと思います。ここまで徹底してムーディにしてくれると、いっそ感心してしまう。
イントロでボソボソ喋ってるセリフ、発音がかなりよくて、本場の洋楽R&Bのようです。奈美恵ちゃん発音特訓の成果はバッチリ☆
 ただ、メリハリがあるかないかといえば、ないですね(笑)。盛り上がりどころとかが見つからない。ライブでこのアレンジで歌われたら、ちょっとつまんないかな、とも思いました。

 この曲、年末の「永遠の音楽少年」でオリジナルと全く違うミックスで歌われていて、それがすッごくカッチョよかったんですよ。で、私はテッキリ、それが今回のアルバム用のニューミックスだと思っていたから、コレを実際にきいてみて、ちょっとガッカリしたのは事実です(笑)。
 アレは、なんだったんだろう・・・シングルのc/wのリミックスかしら?シングルを持ってないのでちょっとよく分かんないのですが、音数が少なくてすごぉくクールなアレンジだったのです。


10.HimAWARi
作詞、作曲、アレンジ:小室哲哉 ミックス:Jon Gass
アルバムbreak the rules収録 / ニューボーカル


 コレは元々大好きな歌だったので、シングルコレクション中に一曲だけアルバム曲であるこの曲を収録してくれる、ときいて、それだけでかなり喜んでいたのですが・・・きいてみてビックリ。ボーカルとコーラスを変えただけでこんなに変わるものか、と驚きました。自分で全てのコーラスを重ねているんですが、このコーラスがすっごく良かったのです☆切なさ倍増。サビに重なるささやくようなハモリがはかなげな感じを出していて、かなり気に入りました。これはオイシかったです☆

 この曲、是非、次のライブで歌ってほしい曲なんですよ。一度生できいてみたいのです。


11.no more tears
作詞、作曲、アレンジ:小室哲哉 ミックス:Manny Maloquin
リカットシングル発売(think of meのc/w ミックス同じ) 「KOSEルミナス」CM(本人出演)ソング / アルバムbreak the rules収録 / ニューミックス


 そんなに変わってはいないかな・・・?あんまり違いは大きくないと思います。それほど頻繁にきく曲ではないので、よく分かんないです・・・スマヌ。


11.I WILL
作詞:安室奈美恵 作曲、アレンジ:葉山拓亮 ミックス:Dave Ford
2002/02/14先行シングル発売 / オリジナルアルバム未収録 / ニューミックス

 大ラスを飾るのは先行シングルI WILL。作曲はw-indsやhiroちゃんへの楽曲提供で最近赤マル要チェックな作曲家・葉山拓亮サン。曲は王道のバラードで、サビへの入り方なんて、盛り上がり様が心憎いほど上手いです(笑)。しかも、先行シングルなのにニューミックスにしてくれるなんて、なんておトク(イヤ、私はシングル買ってませんが)。
 少々大袈裟すぎるオケですが、スケールの大きなサビをアムがしっかりと歌いこなしているので、いっそこのくらい大仰なアレンジもオッケーかな、とも思います。ストリングスが素敵。このアレンジはアムの要望だったらしいです。アムはストリングスの音が好きなんだとか。
 歌唱力も素晴らしいです(ただ、歌番組で生で歌っているのをきいたら、まだちょっと高音が出てなかったですが)。ラストのフェイクも上手だし、すごくききごたえがある曲、という印象。この歌のコーラスも、アムが全部自前で入れたとか(ってインタビューで言っていたのですが、クレジットを見ると他の人の名前もあって、少々混乱)。
 ただ、アムの書く詩が少々オンナノコチックすぎる気もします。say the wordの時もそう思ったけど、今回は特に。曲が大人っぽい落ち着いたバラードなだけに、詩がちょっと甘すぎる感じがしないでもなかったです。応援してくれているファンへのメッセージとして書かれた詩らしいですが・・・。

 アムがはじめて「セルフプロデュース」に挑んだ曲ということで、アム自身にとってもファンにとっても、すごく大切な曲になるのでしょう。この歌も、次のライブで是非きいてみたいです(でも、次にツアーをやるのは来年らしい・・)。



 アムがベストを出すときいたとき、「ミックス同じだったら買わないー」とか思っていたんですが、全曲ニューミックスときいた途端、買うのを決めていました(笑)。イヤ、でも、今回はすっごくお買い得。マジで買ってよかったです☆ジャケットからミックスから収録順まで、かなり私のツボ。あんまり変わっていないのも、大胆に解釈を変えてしまったのも、いろいろ混じっているところがよかった。
 ただ、よく分かんないのが、「ニューミックス」「ニューボーカル」「ニューアレンジ」の違い。アレンジを変えればボーカルも新録するのは当たり前かもしれないけど、反対に・・例えば、think of meは「ニューボーカル」ということになっているけど、明らかにアレンジも変わっている。SOMETHING〜もLOVE 2000もそう。
 ていうかそもそも「ニューミックス」と「ニューアレンジ」の違いってドコよ(笑)!?アレンジャーが変わった、ミキサーが変わった、っていうだけなのかしらん・・・「ニューアレンジ」扱いのSay the wordよりも、「ニューミックス」扱いのLOVE 2000の方が大胆に変わってるし・・・謎だ。
 私はそういう専門用語知識があまりない人なので、そこらへんよく分かってる片がいらっしゃったら、おしえてください。ていうかおしえて奈美恵ちゃん。

 アルバムの収録曲目について、欲を言えば、書き下ろし曲が一曲ほしかった(笑)。なんだか、1月頃に、「TLCの誰だかとのデュエット曲が入るらしい」という噂をちらりときいたので期待していたのですが、どうやらガゼだったようです(笑)。もしくはポシャったか。残念!
 あと、個人的には、CROSS OVERのニューミックスもほしかったかなぁ。この曲は、私的に、シングルバージョンは大好き、アルバムはかなり苦手、という極端に評価がわれてしまう曲なので、今回のニューミックスでどう転ぶか楽しみだったんですが・・・。no more tearsは入ったのに、こっちは外されてしまって残念。
 また、オリジナルアルバムにも入っていなかったToi et moiが、今回も未収録のままなのは、権利がポケモン製作サイドにあるとかないとか・・・という噂。実際の事情は定かではありませんが、この曲、地味だけど実は結構好きなんだけどなぁ・・・インストもすッごくカッチョよかったし、リミックスも好きだった。

 ただ、モノがいいだけでは売ることは難しいのが今の音楽業界。しっかりCMとか打ったのかな?私はついぞ見ませんでしたが。ちゃんとプロモーションしたのかしら。オリコン初回3位でした。2位は発売三週目のMISIAのベスト。新旧ディーバのベストがぶつかって、ハッキリと枚数が出てしまったところが、少々痛かったです。
 しかしそれより何よりアイタタタだったのが、同日発売のBoAちゃんのファーストアルバムが初登場1位だったこと。・・・イヤ、まぁ、キライじゃないですよ?むしろ応援してますけど・・・ねェ(苦笑)?BoAちゃんのブレイクのきっかけがsong+nationだっただけに、少々複雑な気分です(苦笑)。

 マァ何はともあれ、このアルバムが安室奈美恵という歌手の「第二期集大成」(インタビューより)であることには間違いありません。(・・・ん?ちょっと待て!「18 19 20」が第一期集大成なら、じゃぁ「オリジナルトラックスvol.1」は何なんだー!?・笑)
 元々アムは自分で曲作りに積極的に関わるタイプの歌い手ではなく、小室にほとんどを任せ(それだけコムに信頼を置いているということですね)ていたのですが、最近意欲的に製作面にも関わりはじめ、作詞を手がけたり作曲やアレンジに意見を言うようになったりと、セルフプロデュースのできるアーティストを目指しはじめたようです。
 デビュー10周年を向かえ、アムは新たな局面に入っていこうとしているのでしょう。これから先コムの歌を歌う割合は減っていくのかもしれませんが、その分、安室奈美恵という歌手の新しい魅力を、もっともっと私たちに気づかせていってほしいものです。