鈴木亜美 Delightfulリリースパーティ
2005/03/22 @六本木verfarre


亜美〜ゴのイベントに行ってきましたよ!
私がこのイベントについて知ったのは、もうとっくに応募が締め切られた後だったので、応募もできずに諦めていたのですが、イベントの五日前になって、突然、いつもうちの掲示板でお喋りしてくださっているじろさんから、「友達が当選したんだけど、行けなくなったから、代わりに行かない?」とのメールを頂きました。行く行く〜!行くに決まってんじゃ〜ん!(cマジドジ)と言わんばかりに喜んで、二つ返事で招待券を譲っていただくことになりましたが・・・この招待券の受け渡しがまた大変で。招待券はじろさんのお手元にあるそうなんですが、ちょうど三連休にぶつかってしまうため、郵送しても確実に届く保障がなく危なっかしい。かといって、直接手渡しをすることもなかなかできません。
というわけで、最終手段として、「直接局留め」を使うことにしました。これは、私が就活のエントリーシート提出を出すときによく使った手です。あて先を「東京中央郵便局留め 那々(の本名)」にしてもらい、送り主に直接東京中央郵便局の窓口に持ち込んでもらいます。で、それを私が当日の夕方、東京中央郵便局の窓口に取りに行くのです。なかなかアクロバティックな受け渡し方法に見えますが、要は郵便局を輸送手段ではなく荷物預かり所として使ったことになるわけです(笑)。
ただ、事前にavexに電話をかけ、「招待券の名義人とは違う人間が行ってもOKか?」と念のために尋ねてみました。会場入り口で身分証明書を提出しなければならなかったら、困りますからね。特に会場がベルファーレということなので、IDチェックはやりかねないですから(ベルファーレは、クラブ・ディスコとしては、入場時のID・持ち物チェックがかなり厳しいハコです)。ところが、担当者がなかなか捕まらず、当日の昼過ぎになって、「一応、当選者の方のみのご入場となります」との返答が・・・!一時はもう諦めようかと思いました。でも、電話口でavexの方が「入り口でランダムにIDチェックをするそうです」と言っていたので、せっかくいただいた招待券も勿体無いことだし、「じゃあランダムに引っかからなければいいのね!?」とイチかバチかの賭けに出てみました。
当日、ドキドキしながら六本木駅で下車し、ハガキを差し出しながら入り口に急ぎ足で向かうと・・・なんと、スンナリ入れました。IDチェックは全くなし。ハガキをちらっと見ただけで、すぐに「入場済み」のスタンプを押してくれました(まぁ、ハガキに書かれていたお名前が、どちらかというと中性的なものだったせいもあるのかもしれませんが)。堂々としていれば、なんとか乗り切れるものなんだなぁ。
私が入場したのは5時半くらい。既にフロアには亜美を待ち焦がれるファンがぎっしり詰まっていました。当たり前かもしれないけど、9割が男性。女性もちらほら見かけますが、こんなに男性比率の高いライブって初めてでした。あぁ、やっぱり亜美は「アイドル」なんだなぁ、と改めて実感(女性ソロアーティストのライブって、今までにケイコとアムくらいしか行ったことがなかったけれど、ケイコソロは勿論、アムロのライブでも、結構女性ファンが多いのでね)。いや、しかし、私とて、熱く滾る野郎魂を心の中に飼う女。周囲の野郎共に負けじと盛り上がる決意を固めます。

イベントが始まったのは、6時を少し過ぎた頃でした。大型ディスプレイに、まずデライトフルのPVが少し流れ、その後、亜美のインタビュー映像が映されました。知らない女性インタビュアーを相手に、
亜美「三年間活動して、四年間お休みしてたんですよね」
インタビュアー「本当に、歌が、好きなんだねぇ」
亜美「歌もダンスも、最初は『練習』って感じだったのに、だんだん『趣味』みたいになってきた。あ、こんなこともできるんだー、って感じで」
みたいに、休養中の話も含めて。印象に残ったのは、亜美が、自分はすごく数少ない貴重なチャンス(=デビューしたこと)を掴んだのだから、それを無駄にはしたくないの・・・と語ったところ。全体的にすごく大人っぽい雰囲気、大人っぽい喋り方でした。
続いて、スクリーンには「2001」→「2002」→「2003」→「2004」→「2005」と年号が順々に映り、そして、去年のツアー最終日で「鈴木亜美は!avexに移籍しま〜す!!」と叫んだときの亜美の映像が。
・・・そして、暗いステージにダンサー登場、続いて亜美も登場!いきなりホープフルを熱唱!
この、年号→「移籍しま〜す!」→本人登場、の流れに、私はもうボロ泣き。最近ほんとに涙もろくなったなぁ・・。私と同い年の女の子が、まだ22、3の小さな女の子が、トップアイドルのキレイな世界から一旦蹴り落とされて、その後どんな思いをしてここまで這い上がってきたのか・・それを想像したら、亜美がすごく愛しく思えました。
ホープフルでの衣装は、上下パンツスーツ。黒い光沢のある生地で、大人っぽくてカッコいい。インナーはよく見えなかったけど、首にはめた黒いチョーカーがキラキラ光っていました。髪型は、サイドに茶金色のメッシュがひと房入った、黒髪。結構長くて、後ろ髪は背中まで流れていました。
男性ダンサーを八人ほど従えて、一曲目から踊る踊る踊る。ダンサー陣は全員黒いスーツに黒いソフト帽を被ったマフィアスタイル(?)で、亜美はマフィア軍団のうら若き親玉(?)という感じでしょうか。ただ、それほど大きくもないステージにダンサーが八人もいるので、ダンサーがしょっちゅう亜美の姿を隠します。特に私は、右端の後ろの方からステージを見ていたので、かなり亜美が見づらかったです(涙)。あんなに一生懸命踊ってくれてたのに、ダンサーさんたちごめんなさい。
初めてフルできいたホープフルは・・・うん、結構、悪くなかったです。私は、以前にサビだけ試聴して、「うわっ、いかにもavexのB級ガールズグループが歌ってそうな曲・・」と思っていたのですが、この日のライブでは「まぁ、悪くないかなぁ」くらいにまで株が上がりました(笑)。相変わらずメロディラインは安っぽいとは思うのですが、音が結構派手だし(どうやら、この日のホープフルはリミックスバージョンだったらしい?)、亜美たちのダンスもカッチョよかったのでね。
一曲目が終わると、ダンサーさんたちは一旦はけていって、亜美がちょっとトーク。話したのは、まぁ、「みんなに会えて嬉しいです!」とか、そういう感じの内容。「すごく短い時間になると思う・・・すごく短い時間に感じると思うけど、みんな今日は、後悔しないように、踊って、歌っていってください!」じきにダンサーたちが着替えて(頭にヘルメットを被った、デライトフルのPVスタイル)戻ってくると、今度はお待ちかねの新曲、デライトフルをご披露。
曲の始まりで、亜美は一瞬ダンサーたちの後ろに隠れます。そして、再び現れると、なんとPVで着ていたあの黄色いヒラヒラ衣装に早変わり!あれにはちょっとビックリしました。ほんとに一瞬だったのに・・・しかも、トップスはジャケットの下に簡単に着込めるだろうけれど、ぴったりしたパンツスーツの下にもう一枚、あんなにヒラヒラ布地の多いパンツを履いていたなんて。
そして、生デライトフル。声はずいぶん安定していたように思います。エムステに比べると、ダンスがバッチリ決まっていました。腰のフリもガンガン。フロアのお客さんたちは、基本的にどの曲も手拍子をしながらきいているのですが、私はフロアの端っこにおり、周りの空間に余裕があったので、覚えているフリだけでも一緒に踊りました。「ララララララミュージック&ラブ!」のハートマーク、勿論やりましたよ。
ちなみに、私の隣にいた若いお兄ちゃんは、相当熱烈な亜美ファンらしく、イベントが始まると同時にルミカを何本も灯し(ルミカを持参していたのは彼だけでした)、「Body shake it(掛け声&ジャンプ!), Body shake it now(掛け声&ジャンプ!)」とノリノリで踊りまくりでした。それを見ていたら私も熱くなってしまって、一緒に「Ho!」と叫びながらこぶしを振り上げてしまいました。
デライトフルが終わると、亜美たちは一旦ステージから去ります。で、なんかよう知らんお兄ちゃんが一人出てきて、「みんなー!盛り上がってるかーい!」みたいなMCを始めました。あんた誰やねん!?と思ったら、どうやらバックダンサーチームのリーダーさんのようでした。彼は、フロアにぎっしり詰まった野郎共の熱気をムンムンに浴びながら、「ダンスの種類って、色々あるよねぇ・・・みんな、どんなダンスを知ってる?・・はい、そこのアナタ!どんなダンスを知ってる?・・そう、ヒップホップダンス、あるよね。そこのアナタは!?・・うん、トランス、ね。今日は、みんなに、いろんなダンスの種類を紹介します!」と。続いて、バックダンサー陣が入れ替わり立ち代り2,3人ずつステージに現れて、様々なジャンルのダンスを少しずつ披露していきます。ロボットダンス、ポップダンス(?)、ブレイクダンス、ヒップホップ、ロックダンス、ハウス、そして最後にトランス。・・・でも、ダンスは上手だったけれど、正直言って、「え、これってトランスのダンスなんですか?」「ハウスってこんな踊り方でしたっけ?」って感じでした(笑)。特にトランスダンスとかは、なんかちょっと違う気がした。しかも、ハウスのダンスを紹介するときに、お兄ちゃんに「お次は『ハウス』!・・みんな、知ってるかな!?」って言われました。「みんな知ってるかな?」って(苦笑)。なんだかちょっと失礼な気がする・・。
まぁ、ともかく、いくつものダンスジャンルを紹介し、最後に「今最新の、トランス!」を、ダンサー8人全員でしばらく踊ります。そして、ダンサーたちにまぎれるようにして、亜美がステージに再登場!音楽がフッと止んで静かになり、うつむいた亜美が静かに、「4月配信。Eventful」と呟きました。なんと!未発表の新曲です!
しかもこれが、初っ端から最後までキックがガンガン鳴り響く、超アッパー系のトランスソング。この曲の迫力に比べたら、デライトフルなんてまだまだ序の口(?)です。初めてきいた曲でしたが、これはとにかく盛り上がる!亜美もドスの利いた声で、攻撃的に歌います。ダンスもこの三曲の中でいちばん激しく、男性ダンサーとの絡みもあります。間奏ではステージの左右までやってきて踊り、お客さんにアピール。
ちなみに、このときの亜美は、真っ赤なレザーのオールインワン(左胸に、黒いライン入り)を着ていました。衣装もダンスも曲も歌も、とにかく「攻撃的」!ガンガン突っ込むぜ!という感じで、音はバリバリのトランスなのに、まるでロックアーティストのような雰囲気でした。(ただ、同じレザーのオールインワンでも、DECADEツアーのケイコのような完璧曲線美のセクシーな美しさではなく、足腰の辺りがちょっとムチムチした感じでそこがまたカワイイ。ケイコは上げ底やブーツカバーですごく長身スレンダーに見せていたけど、亜美は小細工なしで体のラインをそのまま見せていたので、背もちぃちゃく、「コドモっぽさ」が見え隠れ。それが、「ちっちゃいけど頑張ってますっ!」「女の子だけど、男連中(ダンサーズ)には負けないっ!」というけな気な雰囲気をかもし出していて、カッコいいと同時に、とてもカワイイ)
・・・ちなみに、私は最初、「Evetful」というタイトルがきき取れず、「ディベートフル?たくさん語り合いましょう(議論しましょう)、っていう意味・・?」と勝手に解釈していました(笑)。・・・そういえば、globeのMISS YOUR BODYも、初めてライブできいたときには、「KISS YOUR BODY」だと思い込んでいたなぁ・・(笑)。
歌が終わると、再びMCタイム。亜美は、横に八人並んだダンサーさんたちを、一人ずつ紹介していきます。「(ダンサーさんたちは)みんなカッコいい人ばかりだから、女の子なんて、ちょっと惚れちゃうんじゃないのぉ?」なんて冗談を言いながら(笑)。・・・はっ!まさか!亜美、あんた、あのダンサーのうちの誰かをにくからず思っていたりするの!?ゆるさん、いくらカッコいいお兄ちゃんダンサーでも、それは許さん!(群青色の着物を着たお父さんが腕組みをしながら雷を落とす口調で)。
亜美は、一人ひとりを紹介するたびに、そのダンサーさんの名前を何度も呼びながら手拍子を促し、ダンサーさんたちに一芸やってもらおうとするのですが、亜美とお客さんたちがどれだけ名前を連呼しても、なぜかほとんどのダンサーさんが、頭をペコリと下げるだけで、大したパフォーマンスはしてくれませんでした(一人だけ、バック転をしてくれた人がいたけれど、後はせいぜい、腕に力こぶを作ってみせたり、アンガールズの真似をしてみせたり(笑)する程度)。途中で亜美が「あれ〜、ダンサーのみんな、ノリ悪いんじゃないの〜?」とまで言っていましたが・・・ダンサーさんたちも、あんまり自分たちがカッコいいところを見せてしまうと、亜美ファンの野郎共から反感を食いかねない、と考えたのでしょうか(苦笑)。
ちなみに、八人のダンサーさんのうち、「てっちゃん」が二人いました(笑)。一人は、「てっ<B>ちゃん</B>」(小室哲哉を「てっちゃん」と呼ぶときのアクセント)で、もう一人は「<B>てっ</B>ちゃん」(ラルクのテツさんを「てっちゃん」と呼ぶときのアクセント)。前者は名前を呼ばれると、前に出てきてイソイソとベルトを外しかける仕草をし始め、亜美に笑いながら止められていました。後者(先程のダンスタイムでMCをやったお兄ちゃん。ロンゲのイケメン。ダンスチームのリーダーで、亜美のダンスのコリオグラフも担当しているらしい)は、「笑っていいとも」のタモリがやる仕草でお客さんの手拍子リズムを仕切り(「チャン!チャ・チャ・チャン!」という、アレです)、そのリズムに合わせて腰を突き出すという、これまたシモネタなパフォーマンスをしてくれました。・・・両「てっちゃん」よ!なぜ、八人中あなたたち二人だけがシモネタに走るのか!?
というわけで、つまらなくなりがちなバックメンバー紹介も、二人の「てっちゃん」のお陰で微妙に盛り上がり(笑)、ダンサーさんたちは退場していきました。
そして、亜美が一人でMC。まずは、新曲のイベントフルについて。「この歌は、○○な女(「強気」だったかな、「カッコいい」だったかなぁ。とにかく、そんなような言葉)をイメージして詩を書いたので、結構、女の子にも、気に入ってもらえるんじゃないかなぁ」と。ハイ!たいへん気に入りました。
そして、「次の曲が、最後の曲になってしまいました・・」と言うと、お客さんたち(私含む)から一斉に「エー!?!?」の声が。だって、まだ三曲しか歌っていないのに・・・確かに、事前にavexから「イベントは一時間ほどです」とはきいていましたが、それにしても短いなぁ。
突然に亜美が、「そっか、そういえば、まだ、声出ししてなかったよね」と言い出しました。「声出しって何?」と思っていると、亜美は、「女の子、いる?」と会場を見回します。思わず挙手して手を振る私(笑)。亜美は、「えー、もっといるでしょ?見えるよ(笑)?・・じゃあ、まずは、確実な方から・・・」と言って、やおらマイクに叫びました。「男の子、元気かーっ!?」「ウォーイ!!」勿論、野太い歓声が上がります。もういっちょ、「男の子、元気かーっ!!」「ウォーイ!!」。そして、「女の子、元気かーっ!?」「イェー!」「女の子、元気かーっ!?」「イェー!!」。一応、大声を張り上げて叫んでみましたが、女性のお客さんがすごく少なかったので、もしかしたら私の声は、相当大きすぎたかもしれません・・。
とにかく、お客さんからの反応に満足した亜美。「えーと、何を話すんだったっけ。わかんなくなっちゃったけど・・こういうのもいいよね」と照れ笑いをしながら、もう一度「次が最後の曲なんですけど・・」と繰り返すと、お客さんたちからは先程よりももっと大きな「エー!?」の声が。しかも、これだけ盛り上げておいて、気合入れをしておいて、ラストの曲は「About you…」です(笑)。
「これは、失恋の歌なんですけど・・・休業しているときに、みんなのことを思って詩を書きました。『強いキズナ』とはまた違った意味で、みんなとのキズナについて書いた歌です。休んでいる間、ずっと、もう一度ファンのみんなに会えるのを、待っていました。夢にも見ました」
ゆっくりと、自分の言葉で、ファンへの思いを語る亜美。そこにいるのは、天真爛漫でノーテンキだったアイドル少女ではなく、様々なことを知り、体験し、強くなって帰ってきた、真摯な大人の女性でした。
そして、歌い始めた「About you…」。しっとりとしたバラードで、すごく丁寧な声で歌ってくれました。サビでは、こみ上げてくる涙を抑えられず、声を詰まらせて歌えなくなる姿も・・・。
歌い終わると、お客さんから大きな拍手が。亜美はこの曲について、「失恋ソングだから、ほんとうはあんまりききたくないんだけど(「きいてほしくないんだけど」だったかな?)・・」と照れくさそうに呟いていましたが、お客さんたちはみんな「きくー!たくさんきくよーっ!」と口々に(笑)。
亜美は笑いながら、「3月24日にデライトフルが発売されるんですけど、新しい誕生日が出来たみたい」と。「普通に『幸せ』と感じられることが、すごく嬉しい」とも言っていました。それから、インタビュー映像と同じように、歌手をやっていけてるっていうのは、ものすごく幸運なことだから、このチャンスを無駄にしちゃいけない・・というようなことも。「でも、他にもたくさんの人が、夢のために頑張っているんだよね」と、お客さんにきかせるというより自分に言いきかせるように呟いていました。
さらには、「素敵なスタッフさんや楽曲にめぐり合えて、すごく幸せです」と、ステージの上からスタッフさんたちに向けて感謝の言葉を送っていました。なんて謙虚ないい子なんだ、亜美・・。
そして最後にもう一度、新譜を宣伝します。「4月24日、デライトフル発売です!」・・・亜美、最後の最後で、発売日を一ヶ月間違えます(笑)。お客さんたちは盛り上がるに盛り上がれず、微妙な反応(笑)。亜美はすぐに間違えに気づき、「3月24日!」と言いなおし、今度はお客さんたちもこぶしを振り上げて「イエー!!」と盛り上げられました。
そして、亜美退場。時間はまだ7時前でした。当然、フロア中が手拍子をしながら、「亜〜美!亜〜美!」とアンコールコール。しかし、亜美が去ってすぐに、「本日のイベントは終了しました」との無情なアナウンスが流れました。なんだか短いイベントだったなぁ・・。
そのままお客さんたちは、スタッフの誘導にしたがって退場。二台あるエレベーターはプレス関係者専用になっていたために、地下三階から地上二階まで、ひたすら階段を上らされました(苦笑)。
私たちが退場していく間、ステージの上では、マスコミ関係者がマイクとライトの準備をしていました。多分、私たちが帰った後に、あそこで亜美の記者会見が行われたんでしょう。
帰り際にエントランスのお花置き場を見ていきましたが、なんと久保こーじからお花が来ていました!芸能人からはこーじくらいだったかな。その他、テレビ番組から二つほど、そしてなぜかヨミコー(読売広告社)からも届いていました。花束の数は全部で6つくらいかなぁ。ちょっと寂しい気もしますが、まぁ小さな無料イベントだから仕方がないのかな。

今回、初めてナマ亜美〜ゴを見ました。感想は、一言で言うと、「なんだか不思議な感じ」。私は、亜美のことを、特別スペシャルな美人(美少女)だとは思っていません。勿論、一般的に見れば「すごくカワイイ子」だとは思いますが、芸能界の中で見れば、飛びぬけて美しいとも思わない。歌もそれほど上手いとは思わない(勿論、以前に比べれば随分上達しましたけれど)。ダンスだって、すごく上手くなっていてビックリしたけれど、あのくらい踊れるアイドルなんて、他にもいくらでもいます。
そんな子が・・・「フツーの女の子」と限りなく紙一重の、しかも、私と同い年の女の子が、ここまでアップダウンの激しい人生を送っているって、なんだかすごい不思議。今、眩しいライトの中で激しく踊りまくっていて、ファンの視線と歓声を一身に集めていて、世間の人たちみんなに名前を知られていて、そして(泥臭い話で申し訳ないけれど)すごくたくさんのお金を動かしている。なんだかそれってすごい不思議。そんなことを思いながら、「亜美と同い年のフツーの女の子」のうちの一人として、私は亜美を見ていました。
亜美が、インタビューやMCで何度も「私は物凄く確率の低いチャンスを掴んだのだから、それを決して無駄にはしたくない」と言っていたのがね、すごく印象的だったんです。フツーと紙一重の亜美が言うからこそ、その言葉にはすごく重みがあった。
・・・って、「そんなに可愛くない」だの「フツーっぽい」だの、私ったら結構失礼なことを言っているなぁ(苦笑)。ごめん亜美。
でも、私はね、その「フツーっぽい」あなたが物凄く努力して、努力して、引退騒動を何年もかけてやっと乗り越えて、もう一度眩しいライトの下に戻ってきてくれたことに、すごく感動したんですよ。正真正銘のフツーの子でしかない私はね。

亜美は、モー娘。さんたちと同時にデビューしたわけだけれど、「ズブの素人の女の子たちが、数々の困難にブチ当たって、泣きべそをかきながらもそれを乗り越えて、努力して一歩一歩成長して、やがてスターになる」というコンセプトをはっきりと持っていた娘。さんたちと対比させるように、亜美は、(オーディションで選ばれたピカピカの新人だったにも関わらず)最初から恵まれた環境にいて、最初から売れ売れで、最初からラッキーな女の子、最初からトクベツな女の子・・・つまり、「最初から(ある程度は)スター」というキャラクターを割り振られていたんだと思う(まぁ、私は当時のASAYANをずっと見ていたわけではないから、実際のところ、亜美が番組内でどういう売り出され方をしていたのかは、実は定かには知らないのだけれど)。でも、実際のデビュー当時の亜美は、本当に素人の「フツーの子」だったわけで、そんな子がデビューしてすぐからヌクヌクと可愛がられて育てられてきてしまったことで、どこかにゆがみや矛盾が生じてしまったのかもしれないねl(亜美自身の能力や姿勢については勿論だけど、亜美のパブリックキャラクターについても)。
でもとにかく、長期的な視点で見れば、今の亜美は、デビューしたての娘。さんたちが乗り越えてきたのに負けないくらいの困難を、自力で乗り越えてきたわけで(いや、最初から「出来レース」の困難がセッティングされていた娘。さんたちとは比べ物にならないくらいの、マジでシリアスな困難か)。
この先、どこまで亜美が粘れるのかはまだ分からないけれど、これからも、亜美には、「せっかく掴んだ確率の低いチャンス」を、決して手放してほしくはないと、フツーでしかない私は思っているのです。