那々の日々。常にギリギリリミット!

5月編。




2007/05/29 18:42  
ライブに行きたいよー。

那々です。スポーツ新聞で、「宝くじがあたりやすい人」のイニシャルというのが発表されていて、男性は「TK」、女性は「KK」だと書いてあってかなり笑いました。当てろ!

壊れたと思っていた例の70ページに渡るワードファイル、なんとか発掘できました!もう感涙。東芝の修理窓口で色々試行錯誤しているうちに、ふいに、tempファイルでバックアップされていたファイルを自分で見つけることができ、担当のお兄さんから「よく見つけましたね。はっきり言って、僕は復旧は無理だと思ってました」と感心されました。嬉しくてうれしくて、ちょっと泣きそうになりましたよ。泣きついたり愚痴ったり凹んだりな私を心配してくださったみなさま、お騒がせいたしました。

先週、245が大阪で初ライブをやったそうです。なぜ大阪なんでしょうか?のちのち東京でもライブをするのだったら諦めもつくけど、その予定がないのだったら、行きたかったなぁ。1、2曲歌うくらいのイベントだったら別にいいけど、なんかブログで7曲歌うとか言ってたし!生でfragile mindとかspectrumとかききたい(ベタに泣けそうな曲をチョイスしてみた)。ぐあー見たい。生245見たい。
昔、TKDのイベントTRUE KiSS NiTEに行くことができず、「そのうちまたライブやってくれるだろう・・・」と思ったっきりユニット自体が消滅してしまったという苦い過去を持つので(あのイベントに行かれなかったのは、私の長い小室ファンライフの中でもかなりの失態に入る)、いつまで続くとも分からない(失礼!)アーティストのイベント・ライブには、行けるうちにできるだけ行っておきたいと思うのです。元WINOのJUN(アルバム一枚分だけテクノポップをやって、その後インディーズでアコースティック系に走ってしまった)のライブにも行っておきたかった(まあ、オールナイトな上に、globe decade宇都宮公演と被っていたので泣く泣く断念しましたが)し、今、デジポップアイドルユニットPerfumeのアルバムに遅ればせながらハマっていて、先週知り合いのDJさんから来た、Perfumeがゲスト出演するクラブイベントへのお誘いを断ったことを、今更悔やむばかり。
ただ、個人的には今回のアルバムTainted Loveはあまりツボらなかったんですよね。メロディが弱くて、ちょっとマッタリしすぎている印象なの。Experienceがむちゃくちゃ名盤だったので、余計にギャップを感じてちょっと残念。
会場は、名前をきいたことのないハコなんですが、イベントタイトルが「CELEB☆STYE -every friday all mix disco party-」で、男女で入場料が1000円違うというのは・・・こりゃ本当に「ディスコ」だったようですね。東京で言うと、VanillaかXROSSみたいなところでしょうか?そういえば、マークはXROSSがお気に入りでよく行くとか言っていたし。光物ピカピカで行ったら追ン出されそうな大人バコっぽい。

あと、マーク繋がりでもう一つ。バッドニュースですが。先週号のサンデー毎日に、例のMARC2絡みの記事がありました。「マーク・パンサーに同情の声 悪いのは「小室哲哉」だって!」という小さな囲み記事で、いわく、マークがマルチまがいに走ったのは、小室がglobeをいつまでも活動させないから。「マークにも生活がある」から、マルチビジネスに手を出した・・・という話。う〜ん、別にマークはカネに困っているわけではないですけれども(笑)。
ちなみに使われている写真は、マークが、少し前のプラチナブロンドの短髪、小室は・・・・多分、1999年秋にasamiとラジオ公録に出演したときの写真かな。

それから、先日、マークの表紙&インタビュー掲載のある新創刊の料理雑誌「プルート」をコム友さんからいただきまして、ビジュアル的には、ちょっと髪が短すぎるとは思うのですが、インタビューがなかなかおいしかった(料理雑誌だけに!)。これはまたあとで詳しく読み込んでから書きます。
FC会報のマークインタビューは、まぁ無難な感じで。特別「キャー♪」も「おぉっ!」もなかったと思うけど、AZジュースの話をしていなかっただけでも御の字です(まぁ、「新しいビジネス」という言い方はしていたけれども、具体的には語っていなかった)。ただ、マークが「本当は30歳で引退するはずだったんだけど、その頃あるビジネスに失敗して、引退できなくなってしまった」と言っていたのにビックリしました。これって・・・もしかして、ロジャムの負債!?だとしたら、前述の「週刊新潮」の記事も、あながち嘘ではないということかしらん(笑)。もう、小室もケイコも宝くじ当てろ!


ZARDのボーカル(という言い方にはちょっと違和感がある)の坂井泉水さんがお亡くなりになりました。私は別にZARDのファンというわけではないのですが・・・というか、あぁいう、ものすごく一般受けしそうな「ポップス」のメロディはどちらかというと興味がないのですが、彼女の持つ(持つ、というか、彼女が作り上げた)雰囲気とか世界観には、実は惹かれるものがありました。(ここから先に書くことは、私なりの褒め言葉です)淡々としたか細いボーカル。普遍的な、そして逆に言えばあまりにも無難な恋愛の言葉。何の根拠もないポジティブ感。安心してひたることのできる、レディメイドの幸せな世界。本人の露出を極力抑えることによって、恋愛に付き物の「生々しさ」を剥ぎ取り、きくだけでどんなリスナーでも理想的な恋愛ユートピアに連れて行ってくれる、万人向けのラブソング(ほんとに誉め言葉だよ)。そのとてつもない「普遍性」には、小室ソングなんてとてもとても適わない(TKプロデュース楽曲は「大衆向け」「万人向け」という言葉で語られることが多かったけれど、小室の曲というのは、常に「時代」というファクターに依存して作られているので、実は全然「普遍的」ではないと思うのよ)。
「ZARDの楽曲は、いつまでもリスナーの心の中で生き続ける」というのはあまりにも陳腐な台詞だけれども、ZARDの音楽って本当にそういうものだと思う。例えば十年後二十年後に初めてZARDの曲をきく人がいたとしても、多分、その人は、ZARDの曲を「まるで私の/僕のことを歌っているみたいだ」と感じるんじゃないかなぁ。
ちなみに私は、ZARDの曲の中では、「永遠」というバラードが好きです。「君と僕との間に、永遠が見えるかな」・・・生臭さのない、オンナくささのない、淡々としたボーカルだから、「僕」という一人称がさらりと歌えています。あと、これは昨日初めてZARDの曲だと気付いたのだけど、セカンドアルバムの「不思議ね・・・」という曲は、むかーし「マジカル頭脳パワー」(うわっ、懐かしい!)のエンディングテーマで、当時その番組を毎週見ていた私の頭に見事に刷り込まれていました。これもZARDだったのかぁ・・・。
昨日私は、もう一人慶応病院に運ばれてきた人のおかげでとても忙しく、あまりZARDさんのことを考える余裕がなかったのですが(不謹慎だけど、「ZARDもかよ!」的な印象だった)、夜に読売新聞夕刊の、ZARDファンの人たちへのインタビューを読んで、ちょっとほろり。そして夜、帰宅してからネットで久々に「永遠」をきいて、涙がにじみました。残されるって、やっぱり淋しいなぁ。どんなにきれいな形でいなくなったとしても。ファンの方たちの気持ちを想像すると、本当に切ないね。



2007/05/07 17:00  
GW疲れ。

那々です。おかんがねー、「韓流スターは手が綺麗」とか言うの。「どの人も、体はがっちりしてるのに(兵役があるので、韓国の成人男性は基本的に全員マッチョです)、手が真っ白でほっそらしていてきれい」なんですって。母よ、私も人のことは言えないけど、目の付け所がマニヤックですよ。

TKG楽しかったです。元BALANCeのキヨコさんは陽気な陽気な酔っ払いお姉ちゃんで、BALANCe時代から変わらずのパワフルなボーカルが素晴らしかったです。「2000年の麻薬撲滅コンサートに行きましたよ」と言ったら、よく覚えててくれたね!と喜んでくださいました。しかも、MOVE YOUR BODYとNow I am hereは、きいたことのないトランス系リミックスバージョン。あれは、zentoで使っていたバージョンなのかな?
あと、ショータイムでは、ゴーゴーガール(本物の女性)・Vanillaさんによるケイコの物真似があって、そっくりすぎてビックリしました。アムやウツなどに比べて、ケイコってそんなに特徴(歌う仕草などに関して)のあるボーカリストではないと思っていたのに、Vanillaさんのパフォーマンスは、「あー、やるやる。そういえば、こんな仕草やってるわ!」とうなづいてしまうものばかり(お客にコーラスを歌わせたあとに両手で大きくマルを作ってうなづく、ちょっと腰を屈めて左右に顔を振りながら歌う、など)こんなに真似どころがあったのか!と感激しました。
あー、Vanillaさんを見ていたら、本物のケイコに会いたくなってきた。どんなに見た目や考え方が変わっても、ケイコはケイコ。会いたい。

会社に、今年40歳になるちょい悪オヤジ(「独身貴族」という言葉が似合うプチナルシスト)がいまして、私は彼と仲がよく、あまり年の差を感じずにベラベラ喋れる仲だったのですが、先日いきなり、「僕再来週結婚するから」と言われてビックリしました。
彼と私とは、「誰よりもいちばん自分が好き」という共通点で一致していたので、絶対に二人ともいつまでも独りのまんまだと思っていたのですが・・・。でも彼は結婚することになっても相変わらずの「自分大好き」っぷりで、彼の提案した披露宴プランは新婦よりも明らかに新郎が目立つ構成になっており、彼女さんに猛烈に嫌がられたそうです。私はとりあえず、二次会でまたメイドで受け付けでもやります。
私も実家に帰った折りに、89歳の祖母から「あんた、夏に帰省するときには、いい人連れてきなさい」と耳打ちをされる25歳。母が「韓流スターはみんな男前よー、イ・ビョンホンは多分あんたの好みの顔よー、お笑いの人なんてみんなブサイクでしょ」と言い張るので、私が「お笑い界にも男前はいるから!」とチュートリアル徳井のグラビアを見せたら、急に真顔になって、「鑑賞用の男もいいけどそろそろ傍に置ける男のことも考えなさい」と諭されました。じゃあ最初からイ・ビョンホンとか言うな。私はマークの写真を傍に置いて暮らすのでほっといてください。



2007/05/01 03:07  
音楽の話は含有率ゼロ!

那々です。今日の日記は、吉本×ロッキンオンジャパンのオールスタンディングお笑いフェス「LIVE STAND 07」の個人的感想レポです。自分の感想をメモっておくためにざくざく書きなぐった文章なので、読まれてもよく意味が分からないところがあると思いますし、あきれるくらいにミーハーかつ面食いな内容なので、お笑いに興味ない方(と、真面目にお笑いが好きな方)は、まるっと読み飛ばしてください。

色々と話題になっていたLIVE STAND 07の三日目(最終日)に行ってきました。予告通り、一人で。
それでは取り合えず、いちばん好きな三組のコンビ(好きな三組が全て昨年のM-1ファイナリストだという、私のお笑いファンとしての底の浅さをミーハーさ加減を見よ!)と、それ以外に面白かった芸人さんたちについての感想をざっくざく書きます。

トップバッターの麒麟は、ピヨピヨサンダルネタ+だるまさんが転んだ(略してDK)ネタ+私立川島幼稚園バラ組(バラ肉組)ネタという、正直言って見飽きたくらいに定番のネタ。でも、幼稚園のくだりで、巨大スクリーンに映し出されたタム(田村)の微妙な表情の変化がすごく面白かった!私は川島さんファンなので、ネタの最中はだいたい川島さんを凝視してしまうのですが、このときばかりはタムの哀しそうな情けなさそうな表情や、モジモジした手の動きを見ているだけで笑いが止まりませんでした。何も喋っていないのにあれだけ笑いを取れるのって、凄い。川島さんは喋りでポイント稼いで、タムは表情と動きでポイント稼ぐんだな。うん、バランスの取れたコンビだ。
そして、左目を覆い隠す長い前髪×黒スーツ×黒グレーのストライプシャツ×赤黒ブロックチェックネクタイという川島さんのスタイリングセンスは、もはや漫才師というよりビジュアルバンド(98年ごろのグレイとかソフィアとか)の領域。

チュートリアルは、メインの大ステージではなく、小さめのサブステージでの出演。でも凄まじい人数が彼らを一目見ようと詰め掛けていて、間違いなく、このイベントの目玉。とにかくものすごい人気ぶりでした。
徳井さん(以下、徳)は紫のイベントオフィシャルTシャツ×タイトなジーンズ、福田さん(以下、福)は白黒ラグランのイベントオフィシャルTシャツ×ゆるいジーンズ。私は徳サイドで見ていたのですが、彼は完全に福の方に身体を向けて喋っていたので、吉本いちとの誉れ高い美貌はほとんど拝めませんでした。
ただ、代わりに福の顔ばかりガン見していました。チュートというと男前の徳ばかりが目立ってしまっていますが、私は福が好きです。というか白状しますと、福の顔がむっちゃ好きです。もう、ミーハーファンとか面食いファンとか言われてもいい。福の表情の微妙な変化がすごい好き。徳の妄想が暴走したときに、特に止めようともせずに、無言無表情で、そして若干嫌悪感のこもった目で、じーっと相方を眺める福の顔が好き。額から止め処なく吹き出る油が照明に反射して、顔中テカテカに光っているのも好き(色白の徳と赤ら顔の福のコントラストが凄い)。しかし福は、徳にばかり人気が集中することに既に慣れてしまっているようで、最前列の女の子から「福田さーん♪」と大きな歓声が飛ぶと、「え、オレ!?」と自分を指差して戸惑っていました(笑)。
で、ネタの内容は、今年のM-1リターンズでも披露した、電動歯ブラシネタ。M-1で演じた冷蔵庫買い替えネタの焼き直しみたいな内容(福が電動歯ブラシを使っているという話に徳が過剰に食い付いて、ガンガン妄想を膨らませていく)なので、そんなに好きなネタではなかったです・・・(リターンズの時よりはテンポが良くなっていたけれど)。
とりあえず今日の見所は、徳にしつこく付き纏われた福が、ついに本気でブチ切れるくだり。普段からよく徳の頬を引っ叩いてツッコミを入れている福ですが、今日の漫才では、ブチ切れた勢いにまかせて、もの凄く強い力で引っ叩いていました。もう、叩いたときの音がね、本気のビンタの音なの。「ぱしっ」じゃなくて、「バシーンッ!」くらいの、お客さんがビビって驚くくらいの、激しいビンタを徳の頬にかましていました。そして大声で威勢よく啖呵を切る福。迫力あってカッコよかった・・・(←目がハートマークになっている私)。

この日、私のいちばんのお目当てだったのはフットボールアワー。フットの出番は、本来なら大トリから数えて三番目(フット→中川家→中田カウスボタン→フィナーレ)のはずだったのですが、直前で「出演者が交通事情で遅れています」というアナウンスが入り、急遽、中川家→フット→中田カウスボタンという順に入れ替わりました。中川家は多分、なかなか到着しないフットのために時間を稼ごうとして、かなりネタを引き伸ばして演じていたのではないかな・・・テンポが悪く、ちょっとグダグダな感じになってしまっていて、勿体無かった。
いちばん笑えたのは、弟の礼二さんが、「お前、幕張に泊まっているのに、どこに遊びに行くつもりや。幕張では夜になったら誰も道を歩いてないぞ!みんな、(遊べる場所がなくて)アパホテルに缶詰や!」と叫んだところ。確かに湾岸の新興開発地区なので、ビルとマンションが立ち並ぶだけで、周りにはなーんにもないんですよ。

そして、休憩時間も含めて立ちっぱなしで待つこと一時間・・・ようやく出てきたフットの漫才は、英語の発音の良さを競う(ポテロング、ポテロンガー、ポテロンゲスト)ネタ+後藤の結婚披露宴の司会を岩尾が務めるネタ。前半は私の大好きなネタ!岩尾の暴れっぷりがいつも以上に凄まじくて大爆笑しました。披露宴ネタは、「巻き舌口調で振り返る新婦の略歴」のくだりが、ちょっとしつこくて、冗長すぎたと思う。
トータルとしては勿論面白かったし、会場もすごく盛り上がっていたのですが、私の後ろに立っていた男の子がすごく大きな声で笑うお客さんでして、岩尾がボケたタイミングで笑い出すので、後藤のツッコミがほとんどきこえず、非常に勿体無い思いをしました。後藤さんの嗄れ声のシャウトがもっとききたかった・・・。
ファッションは、二人ともジャケパンスタイルで、インナーに白いイベントオフィシャルTシャツ姿というシンプルな格好。ただ、スクリーンにアップで映る後藤さんの肌がえらく荒れているのが気にかかりました。なんであんなにお肌ガタガタなの!?もともとの顔の作りが良いだけに(←面食いファン)、すごく痛々しかったです・・・・もしかしたら、会場に着いたのが本当に出番ギリギリで、メイクする時間がなかったのかもしれないなぁ。

・・・あーあ、ここまでずっと顔とかファッションの話ばかり書いていますね。ダメなお笑いファンだなぁ私。

今日見た全ての芸人さんの中で、いちばん良かったのはノンスタイル。初めて見るネタ(イキリ井上が野球選手を目指すというネタ)+東京でノンスタが見られるなんて♪という嬉しさ+途中でネタを間違えて素で照れる白石田=大爆笑。テンポよく繰り返される天丼ボケに、ある種のグルーブ感さえ覚えました。あのネタ好きだわー、またじっくり見たい。
あと、白石田のモデル体型ぶりに惚れ惚れ。カメラにアップで抜かれていることに気づいた瞬間、パッとカメラ目線で決め顔を作るイキリ井上にゲラゲラ。ついでに、ひっきりなしにきゃぁきゃぁ上がる黄色い歓声に、ノンスタがアイドル漫才師であることに初めて気づかされました。

トータルテンボスは、今まであまり好きではなかったけれど、今日の漫才を見て株が上がりました。使い古された「あるあるネタ」というスタイルを、逆手に取ったボケが新鮮!
あの二人は、どう見ても普通のお兄ちゃん風の大村さん(アフロじゃない方)がボケ役で、今にもアバンギャルドなことを言い出しそうな藤田さん(アフロ)が意外に常識人的なツッコミ役なんですよね。そのギャップがちょっと新鮮。

中山功太は、シニカルでブラックな芸風が気に入っているピン芸人さん。三つあるステージのうち、もっとも小さなステージ(若手が次々に出てくるステージ)に出演してくれたので、最前列の良い位置で見ることができました。冒頭から、「僕のことを知らないというお客さんは、手を挙げてください・・・・ハハハ、(挙手したお客さんたちに向かって)その指、全部折ったろかしら。自動車で轢いたろかしら?」とにこやかに呟くブラックさにメロメロです(でも、こうして文字で書き起こして読み返してみると、かなりドン引きする台詞だなぁ)。
ネタは、フリップを使って「対義語」を紹介するというもので、すごく面白かったです。「嬉しい悲鳴」の対義語は、「寂しい引き笑い」。「専業主婦」の対義語は「マルチババア」。「東京タワー〜オカンとボクと、時々オトン〜」の対義語は、「通天閣〜義母と私と、毎日義父〜」(「あー、これは絶対、義父に苛められてますね」というコメント付き)。あぁ、今となっては一つひとつのネタはあんまり思い出せないけれど、とにかく笑えました。
中山功太は麒麟の川島さんと仲が良いそうですが、彼のネタを見るたびに、「あぁ、この醒めたブラックさは、確かに、根暗な川島さんと惹き合うだろうなぁ」としみじみ実感してしまいます。

とろサーモンは、ツッコミ役のはずの村田(このごろ痩せ過ぎているようでちょっと心配。元々スリムな人だったけど、最近は骨と皮だけみたいな顔になっている気がする)が、久保田(順調に肥満体)のボケを冷たく無視する「すかし漫才」が大好きだったのですが、今回は普通に二人が会話する漫才(ボイスパーカッションとDJのネタ)で、かなりがっかり。あの二人が普通に向き合って普通に会話している様子には、どうも違和感があります(笑)。
ただ、漫才の最後に、久保田の特技であるキャバクラの客寄せマシンガントークがナマできけたので満足です。

博多華丸・大吉では、舞台に出てくるなり「児玉清さんのモノマネも、もうピークを過ぎましたから。半年前と今では、お客さんのリアクションも違うし」とあっさり言い切る華ちゃん(笑)。華ちゃんだけでなく大ちゃんも少し目立たせていこうという戦略なのか(?)、前半は、大ちゃんによるモノマネ披露。ただし、アンパンマンに出てくるチーズ(犬)の声真似という、次長課長級のマニアックモノマネでした(笑)。
で、後半は、空想上のゲームで脳を鍛えるというネタ。このネタは、華大のネタの中でいちばん好きなの!華ちゃんが演じる、博多弁のきっついお父さん(職業は多分土建業)のキャラがすごく好き。「空想のテトリス」を演じてやると豪語して、「そのブロック、もうちょっと右ー!あ、ちょい左!はい、ゆーっくりと下ろしてきんしゃい。大丈夫、寸法は測っとりますから!じぇったいこの隙間にうまいこと入りますもん!」と工事現場監督の口調でブロックを積み上げていくお父さんは、何度見ても大爆笑してしまいます。
勿論、今回も随所に児玉清ネタを織り込みつつの漫才でしたが(笑)、私は別に児玉さんモノマネがなくても彼らの漫才は十分面白いと思うので、そのうち「そのとおり!」も「アタックチャーンス」も言わない漫才をやってみてもいいんじゃないかなぁ・・・と思っています。彼らの喋る博多弁は、すごく人間味があって、あったかくて、ストレートに心に響きます。

イシバシハザマも、以前から好きなコンビだったので、生で見られて大満足でした。彼らの出番は、今大人気の勝山梶(ムーディ勝山)の次だったので、勝山梶が終わった瞬間に人がフロアからはけていくのに一人で逆行して、急いで前に走った結果、かなり間近で見ることができました。
「バカオーケストラが考えた新楽器」「超クール宅急便」「お相撲さんがお風呂に入るところを行司してみる」などなど、シュールなショートコントばかりで、足腰の力がへなへな〜と抜けていくような脱力感。でも、私がいちばん好きな、「適当小学校の適当校歌斉唱」を演じてくれなかったのは残念だったなぁ。

その他、見た芸人さんは、桂三枝(オープニングセレモニーでの漫談)、サバンナ(犬井ヒロシの「荻原のブルース」ネタ)、ザ・プラン9(「ぼんさんが屁をこいた」ネタ)、カナリア、ミルククラウン、いがわゆり蚊(カマトトなキャバ嬢を演じる一人コント)、天津(過剰なオタクキャラがキモ面白い)、ハローバイバイ、スマイル、こりゃめでてーな、えんにち(アイパー滝沢の、「ヤクザが通販番組を作ったら・・・」ネタ)、出雲阿国(ピアノと歌の上手さに驚き。多分、本格的に音楽を勉強した人なんだと思う)、ハリセンボン(テンポが悪くてイマイチ乗り切れず。箕輪はるかさんの顔の破壊力が凄まじいことはよくよく分かった)、だいたひかる(意外なほど面白かったです。でも、マッキーにLIVE STAND07テーマソングを提供してもらったというのに、「槙原ノリユキさんが妙に楽しそうにしていると、『また(クスリを)やったのかな?』と思ってしまう」というネタはヤバイと思う)、ビッキーズ(飴ちゃんゲットできず)、野性爆弾(コントはイマイチだったけど、ボケの人の顔面破壊力が凄まじかった)、Bコース(ネタの内容よりも、「あぁ、あの人がチュート徳井の妹さんの彼氏なのか・・・」ということが気になってしかたなかった)、カラテカ(漫才の途中でボケ役の矢部が足をつらせるハプニングが。あれ、それとも演技だったのかしら?)、ハローケイスケ(いかにも「エンタの神様」に出ていそうなタイプのピン芸人だけど、客席に向かってアンケートを取るというネタは面白かった。「いかなりチャンスも、ピンチに変えることができる」という言葉に爆笑)、矢野・兵動(おっさんコンビの安定した笑い)、若井おさむ(ガンダムネタの人。若い女性のお客さんには全く理解できない芸風なのでは?)、チョコレートプラネット、マラドーナ、惑星プラネット、勝山梶(というか、ムーディ勝山リサイタル。普通の漫才も見たかったのに・・)、インパルス(あんまり笑いどころが見つけられなかった。やっぱりコントは苦手だ・・・)、COWCOW(微妙に半笑いになれる一発ネタばかり。笑えないわけじゃないの、でもどうしても半笑いなの)。

様々なタイプの芸人さんを見ましたが、そのうちかなりの芸人さんに共通していたことが一つありました。それは、トークのつかみとして、「たくさん来てくださいましたねー。でも僕たちはまだ有名ではないので、知らないというお客さんも多いかもしれませんねー。では、僕たちのことを知っているという人、手を挙げてください!」「じゃあ次に、僕たちを目当てにしてこのフェスに来たという人、手を挙げてください!」と言って、お客さんに挙手をさせる台詞を言っていたこと。たいていのお客さんは二つ目の質問に対しては挙手をしないので、その挙手数の少なさを自虐的にいじって笑いを取る人が多かったです。ザ・プラン9から中山功太まで、今日一日で「僕たちのことを知ってる人は手を挙げて」という台詞を何回きいたことやら(苦笑)。

そして、三日間に渡るお笑いフェスティバルの大トリを飾ったのは、今何かと話題の(笑)、中田カウスボタンの漫才。まったりとゆるい雰囲気の漫才で、若手のようなマシンガントークやテンポのよい会話は望めなかったけれど、肩の力を抜いてのんびり見ていられる感じが、私は好きです。一つ前のフットボールアワーに比べると、やはり会場の反応は鈍かったけど、うっさくて派手に喋繰り合うだけが漫才じゃないもんね。
カップルの日常を再現してみようという話になって、カウスさんが演じる女の子(カス子さん)の喋り方が、すごくはんなりしていて可愛かったです(笑)。しかし彼は、谷村信司に似たにこやかな笑顔を崩さぬままで、ちょいちょいブラックなネタを投げてきますね。笑顔とブラックさのギャップが笑えます。
色々とお家騒動もあるようなので、舞台裏では、カウスさんに対して腫れ物に触るような雰囲気だったのかなぁ・・・。でもさすが芸人、堂々と舞台に立つことで悪い噂を捻じ伏せてみせた感がありました。

フィナーレでは、今日出演した全ての芸人さんがステージの上に大集合!中田カウスボタンと中川家、そしてフットがMCを務めて、ステージも客席も一緒になってこのフェスのテーマソングである「LAUGH!LAUGH!LAUGH!」という歌を大合唱しました。
全芸人が集合してくれたおかげで、ネタを見ることのできなかった芸人さん(陣内智則、オリラジなど)の顔も、この時やっと拝むことができました。あ、でも、チュートや次課長、タカトシあたりの人気コンビは、ステージに上がっていなかった気がします。自分の出番が終わった後に即逃げしたのかな。とりあえず個人的には、マイクを両手で握って適当に左右に揺れ続ける後藤さんをずっと凝視していられたので幸せでした(笑)。
この「LAUGH!LAUGH!LAUGH!」という歌は、メロディとしては特に好きでもなく嫌いでもなく、まぁまぁキャッチーで悪くないかな、くらいにしか思わないのですが(マッキーのメロディは元々あまり私のツボではないので)、詩が素晴らしいんですよ。ね、読んでみて。漫才とかお笑いというのものをテーマにして、ここまで感動的な詩が書けるって凄い。素直に感嘆します。読み返すだけで、胸がじ〜んと温かくなる。
しかしそれにしても、どうしてマッキーがこのテーマソングを書くことになったのでしょうね。なんで小室にこの話が回ってこなかったのかなぁ・・・。このフェスの中では、歌の得意な芸人がバンドやカラオケを披露するコーナーもあったのですが、小室色は全くありませんでした(苦笑)。ガチコラに参加した芸人さんたちは全員(小室とデュエットしていた山本吉貴さんも含めて)、このフェスに出演していたのになぁ・・・。

そして歌が終わると、最後に中田カウスによる三本締めを行い、さらに重ねて一本締めを行い(笑)、フェスはようやく終了。午後1時から8時過ぎまでの長丁場でした。

いやー、満足満足大満足。数えてみると、今日一日で計38組の芸人さんを見たことになります。大御所からご贔屓コンビから超若手まで、おなかいっぱいになるくらいに楽しみました。
お笑いをナマで見ること自体が初めてだったのですが、その場にいる他のお客さんたちと一緒に笑いあうということが、どれだけ漫才の楽しさを倍増させるのか、よく分かりました。
そして、どんな形態であっても、人が一生懸命に作り表現するパフォーマンスというのは、人の心を動かすものなのだなと、改めて実感しました。私は今まで音楽(と、あとダンス)というパフォーマンスにばかり触れてきたのだけれど、お笑い=話芸というパフォーマンス分野を初体験(ナマで)して、音楽とはまた違った満足感や充実感や疲労感(パフォーマンスを楽しむことに全力を掛けた結果としての疲れ)を強く覚えています。
きっと、観劇とか、舞踏とか、スポーツ観戦とか、私のあまり体験してこなかった分野のパフォーマンスにも、また違った「心動かすもの」があるんだろうなぁ。

あぁ、でも、やっぱり二日目も行けばよかったかもしれないなぁ・・・ザ・ちゃらんぽらんが見たかったなぁ。来年も同様のイベントが開催されるようなら、その時は二日以上通いたいです(しかし、トータルで見て、集客数は大丈夫だったのかしら。会場が広すぎるせいか、結構人が少なく見えたのですが・・・)。

あと、追記としては、芸人から次の芸人へバトンタッチする時のつなぎのBGMやら各芸人の出囃子やらがえらくテンポが早くノリの良い曲ばかりで、しかも巨大スクリーンに派手なCGグラフィックが映し出され、暗い会場内に時折派手なライトがピカピカ光る・・・という、一瞬コンサートか巨大クラブイベントかと錯覚してしまいそうな演出が、随所随所に見られました(笑)。トランスの出囃子(!)が大音量で響いて、ブラックライトみたいな青いライトが点滅したりしちゃうと、思わず踊りだしたくなりましたよ。
あぁ、やっぱり、ライブ行きたいなぁ。このくらい楽しくて、思い出に残るようなライブか、もしくはでっかいハコ(ageHa級の)のイベントに、行きたいなぁ・・・。